ジュニアスキー合宿の運営方針
- 当合宿は、スキー上達のみを目標にするものではありません。
合宿生活全般を通して、お子様の自立心、協調性、思いやりの心が育まれ、結果的にスキーも上達していくものと考えております。 - 少人数合宿により、お子様たち、スタッフ、スキー講師はできるだけコミュニケーションをとっていくようにしております。
初めはうまくできなくても、何度も練習していくことで身につき、自分のものとできた時の喜びはなにものにも代えることはできません。 - 合宿中はいろいろな地域、学年のジュニアが集まります。初めはみんな硬くなりがちですが、初日の夜には学年をあまり問わず、仲良くなってきます。
兄弟同士での参加者も、1人での参加者と同等にするため、生活班などあえて別々にさせていただきます。
共同生活で大切にしていること
- 集団の中で新しい友達を作る→各地域、様々な年代の、普段の生活では出会うことの出来ない仲間と出会えるこのキャンプでは、同じ体験、同じ生活をすることで子どもは自然と仲良くなります。
- 家を離れて、他人と「生活する」ということは、必ず誰かと協力しなければなりません。
自分が与えられた役割を、責任をもって実行しなければ「共同生活」成り立たちません。
仲間と協力していくことで、「誰かの役に立てる」という自分の価値観を見いだせることでしょう。
心身ともに成長していけるように
子どもたちには「怖い、心配」の気持ちを持つと同時に「挑戦」したいという気持ちがあるはずです。
子どもが「自分でやってみたい」という気持ちを大切にしたいと考えています。
やってみたらいい。
一日ずつ、日を追うごとに、できないことができるようになり、子どもたちの「自信」につながります。
「普段はあまり運動をしないから、長期間の合宿で体力が持つのかと心配」という方も多いのではないでしょうか。
各個人の健康状態、疲労具合など、合宿スタッフ、スキー講師が些細なことにも気付くことができるよう、少人数合宿にて運営しています。
安全について
スキースポーツを行うフィールドは、自然環境の中にあります。
取り返しのつかない事故や怪我などが起きないよう、合宿スタッフ、スキー講師はリスク回避・マネジメントの努力をしていきます。
活動中は小児救命救急の訓練を受けたスタッフが常に一緒にいます。各スキー講師も救急法の訓練を受けています。
救急の際は応急処置、救急搬送などは主催者にて行います。
しかし自然の中での活動には、すり傷や打撲、捻挫などは防ぎきれないこともあります。
軽度の怪我などは、身をもって体験し学習する糧にもなりますので、あらかじめご了承ください。
※合宿中は国内旅行傷害保険に加入しています。万が一事故など発生した場合は、保険補償の範囲内で対応させていただきます。
また、救急搬送後の入院や、長期療養のためのお迎え等は、保護者の責任にて対応をお願いいたします。
処置等にかかった費用は後日請求となります。
地元のお友達同士での参加について
地元のお友達同士でのご参加は、グループ作りなどで支障をきたすこともありますので、同一コースでの参加はお断りしております。
以前はお友達同士での参加もお受けしておりましたが…
合宿生活をみていて、以下のような行動にどうしてもなってしまいます。
・合宿生活では、いつも一緒に行動をとりやすくなってしまいます。(もともとが少人数の合宿のため)
・誘ったお子様は、他のお子様とも仲良くなりやすいが、誘われたお子様は、お友達が一緒にいる「安心感」が強く、他のお子様となじみにくい。
子供たちには、新しい友達と遊んだり、生活したりするように、合宿は進めていきます。
せっかく一緒に来たお友達とも一緒になれず、「つまらない」合宿になるケースが多々ありました。
お子様には「楽しかった!」「合宿に来てよかった!」と言ってもらいたいです。
我々もお子様の成長した姿を最後は見送りたいと思っています。
そのような理由から、お友達同士で参加を検討されている皆さまには、同一コースでお受けできないことをご了承いただければ幸いです。